2012年11月12日月曜日

今日から日雇い労働者になった(増田明利)

作者がタネ銭1万円を持って一ヶ月日雇い労働者として働いてみた体験ルポです。
 でも、働きに行った先で一緒に仕事をしてる人を罵倒するなど「俺は今はこういう暮らししてるけど、今だけでお前らとは違うんだよ」とばかりに見下してる描写が多く不愉快でした。

 「時給1200円で1日8時間月に20日働いて19万2000円だぞ。大学新卒の初任給より安いじゃないか。時給がたった50円高いとか100円高いとかで騒ぐなよ。みっともない。少しは考えろよ、馬鹿!!」と書かれていますが、
都内とかは物価や家賃も高いから給料も地方より高いのかもしれませんし大手企業とかの事は分かりませんが、 日雇い労働者でなくてもそれくらいの給料の人やそれ以下は沢山います。
たった50円、100円といいますが、それが数時間×数日分増えると給料がだいぶ違いますよね。
それを騒ぐのがなんでみっともないんですか。
働くのはお金のためなんだから大事な事じゃないですか。


「もうちょっとテキパキ働けよ。それからさ、挨拶ってのは社会生活の基本なんだよ。」と書かれていますが、
確かに挨拶は大事ですがこんな偉そうに言わなくても他に言い方があるんじゃないでしょうか?
仕事が人より遅いとか挨拶や会話を上手く出来ないとかは、わざとそうしてる人もいるかもしれないけど頑張っても出来ない人だっているでしょう。


他にも同じ仕事をしている日雇い労働者に対して「終わってるな」だとか色々と書かれていますが、
そういう生活を続けていくうちにだんだん駄目になっていく人も確かに沢山いるでしょうけど努力しても生活を変えれない人も沢山いるんじゃないでしょうか?
それに、職業で差別するのもどうかと思います。
キツイ仕事をしてくれている人がいるから、夜でもコンビニやファミレスが開いていたりお店に商品が並んでいるんですよ。

それに、どんなにいい待遇の会社であっても「こんなつまらない仕事はしたくないな」と思いながら仕事してる人もいるかもしれませんし単純作業の仕事とかに限った事じゃないです。
生きる為にはお金が必要でお金を得るには仕事をしないといけないけど、自分がしたい仕事に就ける人はごく一部で大体の人は妥協した仕事を生活のために続けているんじゃないでしょうか。


学生の時は学歴が就職にも関わってくるのが分からなくて中卒や高校中退で社会に出て、そのうちにそれが分かってきても一度レールを外れてしまった人には元に戻るのが厳しいですよね。
学校へ行き直したいと思ってもお金の問題があるし、行けたとしても職歴がなければ仕事に就きにくいだろうし。


読んでいて思いましたがネカフェ難民は惣菜とかを買うか外食になるから、食費がかかるし栄養バランスが偏りますね。
ネカフェ難民数人で団結してルームシェアでもして就職探せばいいんじゃないって思いますが、知らない人をどこまで信用していいか分からないし現実的じゃないんでしょうね。

頑張ろうとしている人に機会を与えてくれる社会になって欲しいです。








0 件のコメント:

コメントを投稿