そんな顔の見えない中傷犯たち、そして警察と検察、すべてと戦い続けた10年間の記録。
以上は裏表紙に書いてあるあらすじです。
殺人事件に関係していたとネットで広まり、事務所のHPの掲示板やブログのコメントで中傷を書かれ続けます。
警察にも相談に行くのですがネットに詳しくない人が多く、「誰も信じてないよ。インターネットを見なければいいんじゃない。 削除依頼をして様子をみて。」と相手にしてもらえません。
削除依頼もしているのですが、何回依頼しても削除はしてもらえません。
ネットでそんな中傷をずっと続けられたらと考えただけで目眩がしそうになります。
ネットをよく知らない人からすると、「ネットなんて見なければいいじゃん。みんなすぐ忘れるよ」くらいのものかもしれません。
確かに数回程度の書き込みならそうかもしれません。
でも、10年間毎日のようにされていて、膨大な数の書き込みがあったら違うと思います。
名前で検索したらそのどれかがすぐに出てくるし、ネットにずっと残っている訳じゃないですか。
当人からしたら疑心暗鬼になってくるし目茶苦茶怖いでしょう。
その後、色々あってやっと警察に動いてもらって犯人が分かります。
普通の人ばかりで「謝罪したい」と言ってた人も居たのに、実際に謝罪をしてくれた人はいなかったそうです。
普通の文を書いていても「これを言いたい意味とは違う風に取られて嫌な感じにさせてしまったらどうしよう」とかビクビクするのでそんな酷い中傷を書く人はある意味凄いなとは思います。。
仕事だったり家庭だったりのストレスがあって、それをネットでぶつける相手として選んだんでしょうか。
「こいつは殺人犯だから私がしているのは正義なんだ」と思っていれば酷い言葉を書いても罪悪感は薄れるし、続けているうちに日課の一つみたいになってしまうんでしょうか。
同じように叩いている人と仲間意識が出来て孤独感がなくなるとか、色々あるのでしょう。
「でもでも、腹立つ事だってあるじゃない!この鬱憤をどこに吐き出せばいいのよ!!」って人はノートに書けば誰も傷つかなくていいんじゃないでしょうか。
直接的に書かなくてもその感情を絵や文、音楽とかに活かすとか。
まあ、「話したい、共感を得たい」とかは分からなくもないですが。
「長い期間ネットで中傷していた者もいた。その時間を自分のために使っていれば資格の1つや2つ取れたと思う」とスマイリーさんも書かれていましたが、私もそう思います。
資格でなくても自分のために使っていればだいぶ違っていたはずです。
ネットは文だけのやり取りになるので、画面の向こうに自分と同じ人間がいるんだという意識が薄くなりがちなのかもしれません。
ちょっとメールとかでやり取りをしてても、何も言わずにすぐに返事が来なくなる人って沢山いるじゃないですか。
とにかく、事件とは関係なかったのならスマイリーさんの無実が晴らせて良かったです。
ネットにはデマが沢山あるし、本なら大丈夫かというと妖しい本も沢山ありますので気をつけたいです。
特に事件とかは素人が調べるといっても限界があるし、どこまでが本当なのか判断するのは難しいですからね。
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